今週はかなり急展開で1週間が過ぎた。
月曜日。
将来的に医療系の仕事に就きたいと考えている私。日本の職業訓練でヘルパー2級の資格を取得したものの、カナダでは何の資格とも認めてもらえないので、こちらで有効な資格を取ろうと考え始めて数ヶ月。「メディカル・オフィス・アシスタント(医療事務?)」と言う、ちょっと私にとっては魅力的なコースを見つけた。詳細を聞いてみようと午前中は担当の人に会う。受講に際しては1年間のコースで130万弱の出費が予想されるものの、キャリア・アップの為なら政府からの補助が受けられる場合があり、無料でコースが受けられる(職業訓練)かも?という美味しい情報をゲット。あまりにも魅力的な話に即座に、コース受講前のレベルチェックの予約を入れ、補助を受ける為の手続きに入ろうと就職案内所に予約も入れた。
家に帰ると、かなり興奮した様子のダディからずっと就職を希望していた近所の高齢者施設から面接の連絡があったと聞かされる。数週間前に採用の募集があって、締め切り後に先週ダメもとで出してみた履歴書を見てもらえていた模様。「今日の2時半に面接に来て下さい。」とのこと。時は既に1時近く、慌ただしく面接の用意をして出かける。
施設に到着すると、先日押し問答をするかのように食い下がった受付の人が受付にでんと構えている。なんだか嫌な気分のまま
「今回は面接の予約があるので、○○さん(人事の人)とお話がしたいのですが。」
(前回は「面接の予約があるのか」と聞かれたので)と伝えると、ニヤッと笑われる。
ミーティング中ということで5分程待たされ、部屋に案内された。案内される途中、
「この前、採用は閉め切られたから履歴書は受け付けられないって言ったの覚えてる?でもね、私、あなたのことを勧めてみたのよ。」
と告げられた。
この国では歯向かうくらい積極的に行った方が良かったらしい。
部屋に入ると、男勝りな女性が2人いた。入るなり軽く自己紹介されるとすぐに、
「で、いつから働ける?」「今、レストランで働いているので時間によりますけど...。」「いつ働いてるの?」「今週は明日、明後日がランチタイムで10時半から2時半まで。週末はディナータイムなので、4時半から9時頃まで働きます。」「明日の3時半、大丈夫?」「3時半なら大丈夫です。」女性2人でシフト繰りを話し合う。
「じゃ、明日の3時半から7時半と明後日の3時半から7時半でオリエンテーションね。(分厚い書類の塊を渡され)今日中にこの中の必要な所を記入してきて!」という流れで、
採用決定。 (採用されたことを喜び興奮がいつまでも収まらないのは私ではなく、何故かダディ。)
福利厚生が付くには週に22.5時間の勤務が必要らしく、最初に与えてもらえそうなシフトの枠は4時間のパートタイム。週に5日働くとなると2時間半足りない計算になるので、様子を見てシフトの枠を広げてもらえるらしい。週に5日のパートタイムは今の私にとっては理想的。福利厚生のことまで考慮してくれるなんて、本当に有り難い。なんと言っても、徒歩10分強の通勤時間。今までバス通勤でバス停まで行っていた距離で職場に到着できるっていうのは
①バス代の節約にもなるし、
②時間の節約にもなる。毎日往復で1時間の時間短縮が出来るから
③ベビーシッター代も節約できる。
新しい職場の時給はどれくらいなのかまだ分からないけれど、レストランよりも悪いとは考えられないから同じと考えても上の3つの項目での節約と福利厚生が付くから状況は断然良くなる筈。
与えられた3時半から7時半までという一日4時間のシフトは午前中に子供達とゆっくり時間を過ごすことも可能になり、3時で仕事が終わるダディと上手く交代出来ればベビーシッターを雇う必要もなくなるかも知れない。
そんなことを考えながらのオリエンテーション1日目(火曜日)。
レストランでの仕事を終えて新しい職場へと向かう。
指導役のデズレイは9月から介護士のコースを受ける予定の二十歳の女の子。最初からとても親切に分かりやすく教えてくれた。
仕事の内容は
①ダイニングルーム(カフェテリアのようなところ)のテーブル拭き
②厨房内で出来た食事をカートに載せて、介護施設棟まで運ぶ
③ダイニングルームにて接客(ウエイトレスのようなこと:30分)
④介護施設へ運んだ容器の回収
⑤皿洗い
1人で黙々と働く時間あり、利用者さんと絡む時間もありで私にはとても都合の良い仕事内容にちょっと嬉しくなる。
オリエンテーション2日目も無事に終え、昨日は実際に1人で働いてみた。
今までの職歴の中で大好きだった空港の仕事に少し似ている。このまま責任が重くならない仕事が続くことを祈るばかり。
次のシフトは来週の木曜日から3日間。
初めの給料日がいつ頃かも分からないが、レストランの仕事が給料の締め日もあって、15日で仕事納めとなった今月の収入がとても気になる私。
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